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優勝賞金300万円の大会も!『カジキ釣り』の魅力 専門店スタッフ「まるでハンティングのよう」

優勝賞金300万円の大会も!『カジキ釣り』の魅力 専門店スタッフ「まるでハンティングのよう」 神戸ファッションマートpresents マイホーム・マイライフ Playlist by ラジオ関西PODCAST ポッドキャストはこちら

コロナ禍で釣りをする人が増え、船や中古艇もよく売れているという。カジキ釣りなどのスポーツフィッシングを新たに始めるという人もいるようだ。そこで、スポーツフィッシングに特化した商品を取り扱う、3F:「トップウォータータックルズ」で部長を務める油野功一さんに話を聞いた。

 油野さんは、初めてカジキ釣りをしたときの衝撃が忘れられないという。「父親に連れられてカジキ釣りに行きましたが、リールや竿や銛(もり)など、使う道具が魚ではなく動物をハンティングするような大型のもので、どれだけ大きな魚を釣るのかとワクワクしました。ヒットした瞬間、場の空気が一変。戦闘態勢になり、通常の釣りとは異なる“ファイトする!”という独特の空気感に驚きました。カジキ釣りは男のロマンが詰まっています」。

カジキを釣り上げるときは1時間以上格闘するそうで、日頃の筋力トレーニングも欠かせない。油野さんはコロナ渦で大会がなかった間にトレーニングを怠ってしまい、「今年4月の大会ではリールが巻けなかった」と嘆く。その後、船上で安全に動けるように体幹トレーニングを再開し、腕と背中のトレーニングなどで汗を流しているそうだ。

スポーツフィッシングを楽しむ女性について聞くと、「カジキ釣りの大会には、女性の参加者も少ないながらいる」と教えてくれた。そして「最近、通常の釣りで女性の釣り人も増えています。カジキ釣りもスポーツフィッシングとして、海で最強の生き物を釣り上げる! いう目標をもって、トローリングする過程を楽しんでいただければと思います」と話す。

 やはりチームで釣り上げた時の達成感は大きいようだ。優勝賞金が300万円の大会もあり、前回大会優勝チームのメンバーは賞金を使ってハワイ旅行に行ったのだそう。

カジキ釣りのベストシーズンは、和歌山では6月から7月。関西から中部は9月から10月初めまで。最近は、和歌山で160キロのカジキを釣ったお客さんもいるとのことで、「今年は期待できます」と油野さん。

 店では、スポーツフィッシングにまつわる商品をメインに、夜間出港時などに最適なナイトビジョン(暗視スコープ)の取り扱いもある。アウトドアやキャンプでも活用できるそう。他にも、BBQグリルやクーラーボックスといったキャンプグッズも置いている。アウトドア好きでスポーツフィッシングにも興味があるという人は、まずはこうした身近な商品を見に行きつつ、油野さんに詳しく話を聞いてみることをおすすめする。

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