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一本の巨木が材料の『一枚板家具』 約2千年前の木も! 「木目・節目、曲がり具合すべてが味」

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巨木の丸太からそのまま削りだした“継ぎ目のない板”からできている『一枚板家具』。それぞれに個性があり、木の生命力を感じられるということで注目されている。そこで、1F:一枚板家具専門店「アトリエ木馬 アウトレット神戸店」のスタッフ・草竹章公さんに、その奥深い魅力を聞いた。

一枚板テーブルには、およそ200年以上の歳月が経過した樹木が使われている。また、神代物(じんだいもの)と言って、日本列島の火山活動により何千年も前に地中に埋もれた木材が、土地開発などに伴って偶然出土されたものも存在する。同店の店頭には、2000年ほど前に倒れたとされる神代桂(かつら)を使った一枚板テーブルも並ぶ。

一枚板は、その圧倒的な生命力と天然木の持つ独特の質感が感じられる。色、形、模様などの“唯一性”が魅力。また、シンプルな造りのため、子々孫々まで受け継ぐことができるという。「とにかく長持ちするので、家宝になりうるものです」と草竹さんは話す。

 自然の木目や節穴、曲がり具合さえそのままに使用される一枚板。草竹さんが着目するのはこれだけではない。

「木材には、いわゆる木目といわれる従来の木の模様とは別に、“杢(もく)”と呼ばれる模様があります。これは、木が育つ中で力が加わってひずみが出てしわのようになったもの。しわが多い木=苦労した木ですので、この杢にも注目していただくと、見るときの視点が増えて楽しめると思います」と草竹さん。

この杢。出ている部分は立体的に見え、光の当たり方が表情を大きく左右するのだという。

「朝日、夕日、夜にライトで見る場合で、それぞれ見え方が変わります。全く違う板を使っているかのように見えます」(草竹さん)

 木の種類で言うと、米国産の「ウォールナット」が一番人気とのこと。他の家具にも使われることが多いので、合わせやすいのがその人気の理由だ。また、女性には明るい色味の木が好まれる傾向にあるといい、メープルやチェリーなどが選ばれることが多いのだそう。

穴の開いた状態を、あえてそのままにして活用した例も。それもすべて職人の遊び心なのだという。穴が大きく開いた一枚板を“ついたて”として使い、その穴から大阪城を望めるように施工したというお客もいたそう。

 一枚から多くの物語や生命力を感じられる一枚板テーブル。木の表情を見るだけでも楽しめそうだ。

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