このお店だからできることは?
Three B 六甲アイランド店

大丸インテリア館
[ミュゼ エール]

「Musée Air(ミュゼ エール)」とは、「ミュゼ=美術館」+「エール=空間」を組み合わせた造語。「居心地のいい美術館のような空間」をコンセプトに、約4,000㎡の広い空間の中に、国内外の一流ブランド家具をはじめ、上質な家具を多数取り揃えている。

神戸ファッションマート2F

神戸ファッションマート店

北村任弘さん

Q:このお店だからできることは?

神戸ファッションマートへ行くと、このお店の前を通るのが楽しみだ。誰もが知っているような“世界の名だたる椅子”がたくさん展示されているからだ。「おっ、あれは!」「そのとなりは!」「こちらは!」…という具合に、ひとり椅子問答をしているじぶんがいる。まるで青山あたりのストリートをウインドウショッピングしている気分だ。家具、中でも椅子は個人的に大好きだ。コレクターというほどではないが、名のある椅子もいくつか持っている。
さて、さて、今日は椅子のお話ではないが、このお店のことをもっと知る機会になれば、いいな。なにせ4000平方メートと言えば、えーと、平均的な広さのマンション(70平方メートルとして)の57戸以上もある。
いったい、どんな使い方をしているのだろう。お話をしてくださるのは、北村さんだ。

A:ここは各ブランドのショールームが集まったような店です。

北村さん:よく聞かれるのが、「京都、梅田、心斎橋、神戸と関西に4店舗ある大丸松坂屋百貨店の家具のショールームとして使っているのですか?」ということです。外商の担当者がお客さまをお連れするようなイメージで、この店をとらえていらっしゃるのでしょうね。ところが、そのような使い方はあまりしていません。たしかに以前は外商ルートで来られる方が多かったのですが、最近はSNSなどでご覧になって来てくださるお客さまがほとんどになっています。心斎橋に行かれると、御堂筋沿いに家具の有名ブランドのショールームが建ち並んでいますよね。各ブランドのショールームが集積した場所と言っても、ひとつのお店ではそのブランドの商品しか見ることができません。われわれの店ですと、さまざまなブランドを一堂にご覧いただくことができます。ここには、なにしろ2500アイテムの商品があります。ひとつのブランドのショールームですと、同じブランドでリビング中(ひいては家中)を完結しなければなりません。でも、ここですと、「マットレスは気に入ったけど、フレームが気にいらない」というようなときには、われわれの切り口でさまざまな組み合わせがご提案できます。それが、この店の大きな魅力だと思います。

来店されて、パッと見てすぐに購入をお決めになるケースは少ないです。まず見て、家に帰って、じっくり検討して再度来店される方が多いですね。家具を選ぶのは主婦の趣味。財布はご主人。家具は単価が高いこともあり、そういう方が多いのではないでしょうか。
先ほどSNSなどを見てから来られる方が増えていると申しましたが、無目的で来られる方は少ないです。たとえばYチェアやアーロンチェアなどと、お目当てのものを体感してから購入を検討されますね。そして、意外に島内の方も多いですね。当店では10年保証が付く商品も多く、修理して長くお使いになる方が多いのも特長です。

図面を持って来られて、インテリアコーディネーターと一緒に商品を選び、配置するところまでを3Dアプリで体感できるところも好評です。繰り返しになりますが、漠然と来られる方はあまりいらっしゃいません。家具のお悩みやライフスタイルをじっくりとお聞きし、ブランドのストーリーをご説明します。実物を見て、触れて、いろんなブランドを比較して、アプリを使って素材による違いも体感できるのが、このお店の特長であり、ここだからできる使い方だと思います。最近は、SNSでどんどん発信していますから、それらを見ていただいて、気楽に来ていただきたいです。家具の店だからって、緊張してオドオドして入店したりしないで、堂々とお越しいただくとよいかと思います。お待ちしております。

外商のお客さまが中心のお店かと思っていましたが、それはこちらの勝手な思い込みでした。ホームページを見るとわかりますが、北村さんがおっしゃるようにどんどんSNSで発信されています。更新頻度も早いし、最新のテクニックや機材を使った表現が多く、画像を見ているだけでも楽しいものがたくさんあります。それらを見ていると、ホラ、お店に行ってみたくなるはず。一度は実物を見てみたかったような名品もありますから、家具好きには貴重な体験ができますよ。

インタビュー&ライティング 田中有史

 

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