「新しく生まれ変わるアシュレイ」って、どうなるのですか?
songdream KOBE

リフォーム.デザイン
ゆめや

平成元年にリフォーム専門会社として開業。灘区〜東灘区〜芦屋を中心に展開し、受注の約7割がマンションリフォームという。東灘区深江の事務所には木工作業所を隣接し、職人2名が在籍中。今後は職人の育成、増員を見据えている。さまざまな要望に作り付けの家具で対応してきた実績をいかし、「Futur(フュチュール)」という名で自社発のオーダー家具ブランドを立ち上げている。

神戸ファッションマート3F

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ゼネラルマネージャー 萩原さち子さん

Q:リフォームの際に家具もオリジナルで制作するわけは?

自社の家具ブランドを立ち上げたということを聞いて、そのことについてインタビューしてから時間も経った。その後、ブランドがどうなったかも気になる。そして、そもそもリフォーム会社が家具まで制作するのはどんなわけ(意味あるいは意義)があるのか。ブランドの現在地もさることながら、リフォーム会社が制作するオリジナル家具の本質を聞いてみたいと思った。反対に家具屋さんがやるリフォームというのもありなのだろうか。リフォームと家具、家具とリフォーム。興味は広がる。

A:いつかは自社の家具ブランドとして育てたい夢があります。

萩原さん:リフォーム会社のオリジナル家具制作についてですが。もちろん、さまざまなご要望に応えるためには既製品だけでは充分ではないという背景があります。住まいにオリジナルなアイデアをプラスできるのは造作家具ならでは。サイズも自由なので空間を無駄なく活用できるメリットもあります。ああしたい、こうしたい。こんな機能があったら、あんなこともできたら。と、既製品では叶わない夢や希望にも応えられます。家具屋さんのリフォームはありますが、リフォーム会社の家具は少ないと思います。
うちは、盛(社長)の意向もあり、工場に家具職人がふたり在籍しています。わたしは長年コーディネーターをしているので、ここにこんな家具があれば生活が変わるという提案を重視しています。そんなところは家具屋さんと弊社の違う点でしょうね。当社では、工場にコーディネーターを集めて、意見交換会や勉強会をやっています。そこで出たさまざまな意見を、リフォームや造作家具の提案にいかしています。その他、小物が好きな職人さんとオリジナル時計やスツールなどをつくっています。

また最近は、全面リフォームが増えて、壁一面の本棚や物入れるベンチなど、オリジナルな収納への需要も増えています。既製品にも良いものはたくさんありますが、サイズや機能を住み手の好み
に合わせられるということから造作洗面台も人気が高いです。設計や素材選び次第でコストを押さえることができるのも、造作家具の利点と言えると思います。ですから、ここは既製品で行きたい、ここはオリジナルな造作家具で行きたいというように上手く使い分けていくと良いと思います。スペース別で言いますと、いちばんプラスαの需要が多いのはキッチンでしょうね。多いのはカウンターを付けたいとか、キッチンに合わせた収納家具にしたいなどのご要望です。

現在、オリジナル小物としてブランド化しているものには、12角形シリーズの時計、テーブル、そしてSDGsの桜スツールなどがあります。深江にはいままでつくってきた家具を見せる展示ルームを設ける予定です。また、コーディネートした事例をHPやインスタグラムなどで見ていただくことで、見積り依頼も増えています。また、「ゆめや」のチラシには造作家具をアピールしています。そのおかげもあってか、家具までつくってくれる「ゆめや」は、浸透してきたと実感しています。
オリジナル家具のブランドとしてはまだまだ立ち上がった段階です。でも、これからは造作家具のアトリエをオープンさせ、「ゆめや」のオリジナル家具の認知を広め、いつかはFuturブランドにしていきたいと思っています。どうぞ、ご期待くださいね。

今日はいろいろなお話をお聞かせいただき、ありがとうございました。オリジナル家具のブランド化に向けて、さまざまなことにトライされている現状がよくわかりました。「ローマは一日にして成らず。ブランドも一日にして成らず」とはブランディングでは、よく語られる言葉です。イメージを積み上げていくことで、それがブランド全体のイメージになっていきます。どんなブランドになるのでしょうね。これからを、期待しています!

インタビュー&ライティング 田中有史

 

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